
ニギリ仏シリーズNo18です。
正絹に包まれ和紙の函に訂そうされて門出を待っています。
この函も氏の作品で型板を和紙と漆で補強して、柿渋で仕上げてあります。
この木塊より彫り出します。
材質は朴(ホオ)です。まな板等にも使われる良質材です。
荒彫りです。
氏によれば、最初の一刀で粗出来が決まるそうです。
よしもと氏曰く
「僕は佛師ではないので、仏をアートとして捉えている。
従ってその立ち姿や表情特に身体のラインを大切にして製作している。」
との事です。
表情です。
横から観るとその立ち姿に納得します。
仏一体を彫るのに訂そうも入れると休みを除いても半月以上かかっています。
現在のところ注文生産で前売りの状態ですが、一体15万円前後で販売しているそうです。
完成した ニギリ仏 です
岡山県岡山市新保417-4にて営業中です